Yuta Okadaの随想録

本州最西端の地からエキュメノポリス、東京へ

エセー

実感?(エセー)

「卒業」の実感が湧かないとあなた方は言うが、「卒業」の実感が湧くのは「卒業」したまさにそのときではなく、それぞれが新しい道を歩き始めたとき、またその様子をSNSで目にしたときだと私は思うぞ。 そのときにふと「無常」を感じ、胸に寂しい風が吹く。 …

高校を卒業して(エセー)

3月1日に高校を卒業した 森田公一とトップギャランの『青春時代』で歌われているように、高校生活の真ん中にあっては胸にとげさすことばかりで道に迷うことも多々あった あとになって、甘美な夢としてほのぼのと思い出されるものなのだ この頃は自身を取り巻…

日常の些細なことも尊い(エセー)

「日記に書こ」 SNSを通して知り合った趣味の合う子と通話をしていたときのこと、僕が新たに仕入れたネタを共有すると楽しそうにそう言った。 この歳で毎日の出来事を記録している人がいるんだな…と驚きと関心を覚えた。 数日後、デスク周りを片付けていると…