Yuta Okadaの随想録

本州最西端の地からエキュメノポリス、東京へ

無知の民はおいしいな

虐げられる人と虐げる人

どちら側の人間になりたいか

僕はどちらにもなりたくない。

それは残酷なリアリズムから目を背け、甘美なロマンティシズムを夢見ていると思われるかもしれない。

無知とは怖いもので、知らなければ損をする。私欲に満ちた国の役人達に騙されている人も多い。無知とはつまり思考停止状態に陥るということ。そして、「あのお偉いさんが言っているんだからこの主張は正しいのだろう」と一歩下がって客観的に、そして、批判的思考をもって己に是非を問いかけるという重要な行為をせずに権威者の主張を信じきってしまう。

これは危機だ。右へ倣え、左へ倣えと完全にその権威者の言いなりになってしまう。

もっと世の中を知ることに興味を覚え、世の中の矛盾や裏に気付く…そんなチカラが今求められているのではないか。