Yuta Okadaの随想録

本州最西端の地からエキュメノポリス、東京へ

眉毛は!

先日、私は面白い記事を見つけた。

「"石原さとみの眉が細くなったら日本は危ない"は本当か」

スピン経済の歩き方:「石原さとみの眉が細くなったら日本は危ない」は本当か (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン

なんでもこの記事によると…

景気が良いと眉が太くなり、赤などの明るい色の口紅が流行する。その逆に景気が悪いと、眉が細くなる、なんて言われているのだ。

…なわけ?

もちろん、科学的に説明がつく話ではない。ただ、歴史を振り返ってみると、そんなにバカにできた話ではないのだ。

具体的に示すと

1920年〜30年代:第一次細眉ブーム

第一次大戦後の特需が終わり、また、関東大震災世界恐慌満州事変と追い討ちをかけられる。

1950年〜60年代:第一次太眉ブーム

敗戦後の日本は戦後復興に湧く。

1970年:第二次細眉ブーム

列島改造ブームによる地価高騰に加え、オイル・ショックで物価が不安定になったほか、右肩上がりのGDP成長が終わり、マイナス成長が始まった。赤字国債がスタートしたのもこの時期。

1980年〜1990年代前半:第二次太眉ブーム

バブル景気だね。

1990年代後半〜2000年代前半:第三次細眉ブーム

バブル崩壊阪神淡路大震災地下鉄サリン事件アメリカ同時多発テロ事件…と人々を「不安」にさせる事件が相次いだ。

2000年代中盤〜2010年代中盤:第三次太眉ブーム

小泉新政権への期待、東日本大震災復興へ向けての前向きなムード、安倍新政権への期待があった。

 

そして今…なりたい顔ランキング堂々の1位であり、世界で最も美しい女性100人にも選ばれた石原さとみをはじめ、多くの美貌を持つ女性の眉毛が細くなりつつある。

歴史の教訓を踏まえると、「好景気への期待感」が薄れている可能性…つまり…(終)