Yuta Okadaの随想録

本州最西端の地からエキュメノポリス、東京へ

日常の些細なことも尊い(エセー)

「日記に書こ」

SNSを通して知り合った趣味の合う子と通話をしていたときのこと、僕が新たに仕入れたネタを共有すると楽しそうにそう言った。

 

この歳で毎日の出来事を記録している人がいるんだな…と驚きと関心を覚えた。

 
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数日後、デスク周りを片付けているとき全く未使用の無印の小さなノートが出てきた。

 

このノートを手に取ると同時に先日の出来事を思い出し、僕も日記を書くことに決めた。

 

普段から筆不精な僕だが、一旦書き出すと手が止まらない、書きたいことが次々に浮かんでくる。

 

ただ日々の出来事を記し甘美な陶酔に浸りたいだけなのかもしれない。

 

でもそんなのはどうでも良くてただペンを走らせた。

 

ちょうど一年前の僕がTwitterで息をするようにツイートをしていたのを思い出した。

 

ご飯を食べる度に「スタバなう」

カップルを見る度に「爆発しろ!」

どこかに行く度に「〇〇に来た」

 

今の僕から見ればただのキチガイである┗( ^o^)┛ドコドコドコドコ

 

陳腐でつまらないことばかりをツイートしていた。

 

でも、考えてみればこうしたツイートでプライベートパブリックにすることで、本来尊いものであった日常の些細な出来事を陳腐でつまらないものにしてしまっていたのではないか…情報共有の手軽さ故、重さが感じられないが故に。

 

そのことに気づいてから 楽しい・嬉しいこと も 悲しいこと もツイートすることは控え、それでも(良くも悪くも)その思い出が消えてしまうのは寂しいのでプライベートな日記には残すことにした。

 

思うままに書いたので愚文となったがそこはご容赦くださいm(_ _)m