Yuta Okadaの随想録

本州最西端の地からエキュメノポリス、東京へ

No.1 読了 『For Entrepreneurs Only(起業家の本質)』

久しぶりの投稿…

 

ここ2週間ほどかけて1冊の本を読み終わったので復習を兼ねて読書ログを…と

はてブの使いやすさに改めて感動しつつ)


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今回読んだ本は『For Entrepreneurs Only』という本

 

起業家の本質

起業家の本質

 

 

著者の「ウィルソン・ハーレル」は起業家であり、そして、アメリカの有力ビジネス誌『inc.』の元発行人である。

 

訳者さんが付けたタイトルの通り「起業家の本質」たるものの説明に多くのページが割かれている他、起業家がいかに国家の経済を支えているか」、そして今後の起業家を取り巻く環境の変化」を論じている。

 

①起業家の定義

常に急成長を志向し、現時点での身の丈に比べ、「誇大妄想」と呼べるほど大きいことを、真顔で考えられる人。自社を少しでも早く大きくしようとして、粉骨砕身の努力を厭わぬ人。(ADD患者が多かったり)

進んでリスク(そもそも成功を確信しているため、リスクを冒していると感じていない)を冒し、勤勉さ、創造性、野心、献身的、自信、人間本位、過度な要求をする。

②恐怖

恐怖を操る能力、恐怖とともに生きる能力は、起業家が成功するために唯一の最も重要な能力である。

→「起業家保険」として毎月の収益から1部預金にあてておく。

③起業家の四つの段階

第一の段階「天才起業家時代」

希望、楽天主義、幸福感、興奮に満ち溢れたアイデアのある夢見る

第二の段階「カリスマ時代」

自分自身を完全に信じ、会社のあらゆる面を支配する

第三の段階「存在感のない社長の時代」

従業員たちが起業家よりも同僚を信頼し始め、不信感、矛盾がうずまき不安定なムードが蔓延する段階、「手放す」とき

第四の段階「ビジョンを持った指導者の時代」

コミュニケーションや協力、強調がその特徴。大きな企業を創り、育て、成功するという起業家本来の夢が実現される

 

なんでも殆どの起業家は「農民」よりも「海賊」の気が強くて事業に継続性を持たせることに苦労し、失敗しやすいとか…

 

④起業家の意思決定プロセス

スタートアップの時期から大組織を運営するようになるまでに、意思決定のプロセスを変えなければならない。重役に少なくとも1人は社外の起業家、今ある段階を経験したことのある人物を任命するべきである。エゴは抑える。広告に関する重大な意思決定は、他人ではなく自分で行う。

⑤お金か自由か

絶対にお金のために自由を手放さないこと。金融業界におだてられて、馬鹿な意思決定をしないこと。外部株主で最も理想的なのは成功した起業家。

⑥備忘録

・早い段階で金融界との通訳を探す。

・弁護士や感情論が台頭する前に、紛争を解決する。(プロダクティブ・コンフリクト・マネジメント社)

・常に油断せず、警戒を怠らない。過度な信用を寄せるのは厳禁。「私を困らせるクソ野郎が今日はどこにいるだろうか」

・自社の製品、従業員、顧客こそが会社のすべてだということを決して忘れてはならない。

アウトソーシング

・TQM

・TQE

 

長くなった…誰得のブログなのか…??(俺得…)

TQM,TQEあたりはまだ現実味が持てないので思い出した頃に調べ直してみます。。

今は受験勉強と中小企業診断士を目指したお勉強を進めていかないと…

 

起業家の本質

起業家の本質